文化としてのベトナムコーヒー

こんにちは!ベトナム・ホーチミンのビーです。フリーランスでライター・写真家として仕事をしていますが、今日はベトナムが誇るコーヒー文化についてご紹介します!

コーヒーはベトナムで最も飲まれる飲み物。ベトナムコーヒーの独特な味と刺激は人々の生活に欠かせない一部になっています。

ベトナム人はいくら忙しくても、コーヒーのためなら時間はある。朝の眠気を覚ますためだけじゃなく、昼でも夕方でも、集まるならコーヒー屋さん。そして案の定、ベトナムでは1日に3,500万杯のコーヒーが消費されている。

ホーチミンを歩いてみれば、街角にローカルの人々が小さなスツールに座り、ローカルがアイスコーヒーで熱い日から一息している風景がすぐ目に入る。

さらに歩けば、cà phê bệtという「お尻をつけて飲むコーヒー」にも遭遇するだろう。Reunification Parkでよく見られるが、いきなり古い新聞紙渡されたら、それが椅子替わりのもので、コーヒーを買ってくださいとのこと。

ベトナムにコーヒーが上陸したのは19世紀半ばでフランスからの入植者が持ってきたという。それから100年経っても、コーヒーは小規模でしか生産していなく、小さな農園しかなかった。だが、1986年のベトナム戦争の後の改革とともに、コーヒー産業が盛んになり、海外への輸出も増加した。その結果、90年代後半になればベトナムは世界で2番目のコーヒー産地となった。

もちろん、コーヒーはベトナム国内でも大人気。ベトナムの産業省により、国内での挽いたコーヒー豆の消費は2017年度、255万袋と概算されている。ベトナム人の増加する需要に応えるため、今でもベトナム国内ではお店が次々にオープンしている。

コーヒー屋さんの種類によって値段も様々。街角のコーヒー屋さんで買えば、10,000VND (50円)ぐらいで済むだろう。しかし、ベトナムのスターバックスなどでコーヒーを飲もうとしたら、フラッペチーノがその十倍ぐらいで110,000VNDに上がる。コーヒーの種類にもよるが、ベトナムのカフェでブラックコーヒーは10,000~25,000VND(50円~75円)するが、イタリア式のコーヒーなら45,000~55,000VND(215円~265円)する。

近年は、外資系のコーヒーチェーンの参入も増えているが、現時点では、ローカルのコーヒー屋さんと棲み分けできており、若い人にとって外資系コーヒーショップはおしゃれな場所で、ビジネス、プライベートなど、特別なシチュエーションで使うケースも多い。そういった付加価値を加味しても、10倍の価格差は大きいが・・。次回は、そのあたりの比較も紹介していきたいと思う。

それでも、やっぱりベトナム風のカフェは観光客だけでなくローカルにも人気が高い。私自身も、ベトナムの戦士が良く戦争中に通ったいたカフェとされている、Café Đ Ph,で、古い木製のテーブルでコーヒーを飲んでいた時に味わえた歴史の味をいまだに忘れられません。

忙しいホーチミンのビジネスマンはすぐにコーヒーが欲しい。そういう人にはバイクコーヒーによく頼っている。バイクにクールボックスが積んであり、どんなに暑い日でも30秒以内にキンキンに冷やしたアイスコーヒーが手に入る。

家のベランダを少し変えてコーヒーショップにしたものから、豪華な洋風カフェまで、ベトナムではコーヒーがバライエティに富んでいる。コーヒー文化が盛んになっているのは、ベトナム人のクリエイティビティと深くつながっているだろう。ベトナムにはコーヒー文化が広く普及し、今やベトナムを象徴するものになった。

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運命のいたずらでフリーランスライターに。よく旅行し、アマチュアの旅行写真家としても活動中。
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