タイの若者がランニングにはまっている理由

こんにちは!タイ・バンコクのリリです。現在、家業を手伝いながらフリーランスで仕事をしていますが、最近ランニングにはまりました。ランニングにはまったのは私だけじゃなくて、タイ全地域でブームしています。今日はそのブームについてお話しします。

“2215 Cheua Ba Kla Kao”というドキュメンタリーは過去最も人気のあった映画の一つである。映画館で一般的にはコメディ、ロマンス、ホラーしか見ないタイ人なのに、このドキュメンタリーは大ヒットしている。この映画は2017年に最も注目されたプロジェクトが題材となったものであり、11か所の公共病院に資金を7億バーツ(約25億円)を寄付するために、Arthiwara Kongmalaiがタイの一番南にあるYala市から一番北にあるChiangrai市まで縦断するプロジェクトである。タイの国民が全員一つになって彼を熱く応援し、ネット上でもシェアされ、広まっていた

彼はこの2215キロのミッションを55日で完遂し、10億バーツ以上(約3,50億円)の募金を集めることに成功した。それだけでなく、彼はタイの人々に「運動で自分の健康を管理する」、という意識付けにも成功し、「ランニング」という大きな流行を生み出した。Arthiwara Kongmalaiは実は、人気ロックバンドのBodyslamのボーカリストであり、Toonといニックネームで活動をしていた。しかし、現在ではToon Bodyslamは他人を助け合う、いいことをする、そしてランニングをするという意味を持つようになった。

ランニングをする人は近年増え続けたが、その勢いは止まらない。ランニングイベントはタイの各地に行われ、1か月に150以上のランニングイベントが開かれる。タイ政府も積極的にランニングを推奨している。2018年9月から”Sky Running”という412メーターインドアトラックでスマホアプリと連動すれば走った距離がわかる無料施設がオープンされる。

タイでは注目される話題は必ず本の題材となり関連書籍が出版されるが、最近のライフスタイルの棚はランニングに関する本が次々とベストセラーに。靴の選び方から、正しく安全にランニングするなど、基本な情報が求められる。誰でもできそうなランニングだが、ベストセラーになっているのはタイ人の関心が高まっているからである。

改めて考えてみたら、ランニングがスポーツとしてヒットしたのは驚くほどではないことかもしれない。ランニング自体は簡単だし、特別な機材もいらない。唯一必要なのがランニングシューズだが、ビッグマック2つのお値段と同じ値段250バーツから購入できるため、誰でも手軽に始められるスポーツと考えられる。

他のスポーツと同じく、買おうと思えば様々なアクセサリーとガジェットがすでにタイで販売されている。アームバンドやサングラスが特にランナーに人気。やはり欲しいガジェットナンバーワンはスマートウオッチ。ランナーが気になる走行距離をGPSトラッキングで計測できて同時にフィットネスレベルのモニタリング(心拍数・VO2など)とミュージックプレイヤーが一体化したものが一番人気。手軽に購入できるランニングシューズよりだいぶ高くなるが、健康を本気で管理したい、ランニングにもう一歩踏み込みたい、というタイ人の中ではGarminとFitbitのガジェットが一番売れている。

ランニングは簡単でコストもかからないスポーツで、誰でも始められる。映画の影響もあり、このランニングブームはしばらく続くだろう。

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Lili

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