Part1：基本的な広告メニュー

前回タイの一番大きいウェブコミュニティ、Pantipについての基本情報をご紹介しました。毎日400万人以上のユーザーにアクセスされるPantipですが、このコミュニティサイトを通してタイのユーザーにリーチするいくつかの方法についてご紹介します。

1. バナー広告

サイトTOPはもちろん、各カテゴリーページのみに表示するオプションもあります。

例えば、航空券のプロモーションをしたい、という場合は旅行関連のカテゴリーのバナーを購入し、新しいフェイスパウダーについて告知したいときはビューティー関連のカテゴリーのバナーを使えばいいです。

Pantipはカテゴリーが豊富で、掲載位置も種類が多いため、宣伝したい商品に興味を持ってくれそうなユーザーに効率よくリーチすることが可能です。

• ブランドビュー(Branded Review – BR)

バナー広告では情報量が足りない、商品についての理解をより一層深めたいときに、BRがおすすめです。記事広告だと考えれば分かりやすいです。Pantipに商品を渡し、使ってみた感想を書いていただく形が多いです。投稿されるカテゴリーも選べられます。

海外に広告を打つ時、現地の人に受けるかという不安がありますがBRの場合はPantipの専属ライターがユーザーに受けやすいスタイルでレビューを書くので安心です。そのためレビューに関してはファクトの確認や少しの表現の修正のみ対応可能となります。

また、タイはステルスマーケティングに敏感のためすべてのBRには「BR」のラベルがつけられます。バレた時に逆に信頼を失うより、BRだとつけたほうがユーザーにも安心していただけるとのことです。

• スポンサードビュー(Sponsored Review – SR)

Pantipを介さずにPantip内のKOLや人気ユーザーを調べて直接連絡しPantip上にレビューを投稿していただくやり方もあります。同じユーザーが書くレビューなのでBRよりもう少し身近に感じるかもしれません。

しかし、Pantipのルール上、SRに金銭的な支払が禁じられています。そのため書かれたレビューに対するコントロールが少なく、またKOLのスタイルで書かれるため、KOLの選定を慎重に行わないといけません。

以上、Pantipでの広告オプションをご紹介しました。いかがでしょうか？

次の記事に参加型のキャンペーン（アクティビティ）と企業のオフィシャルアカウントの種類について、ご紹介しますので合わせて読んでみてください！