タイ人にとってのソンクラーンとは?

はじめまして!タイから2年半ほど前に日本にまいりましたマースと申します。
現在、ポインツジャパンでインバウンドプロモーションのProject Managerをしています。
よろしくお願いいたします!

日本は長い連休のゴールデンウイークがありました。(今年はステイホーム週間でしたね)
タイにもありまして、何と呼ぶかご存知でしょうか?

今回はそれを紹介させていただきます!


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さんはタイの「水かけ祭り」って聞いたことありますか?
実際の名前は「ソンクラーン」という祭りです。この伝統はタイの真夏の一番暑い期間に行います。

もともとは、仏像や仏塔、さらに年長者などの手に水を掛けてお清めをするという伝統的な風習が受け継がれて来たソンクラーン。1年で最も気温の上がる季節の、暑さしのぎとしても親しまれてきました。


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前者は既に亡くなった先祖たちをしのんで、家族で仏像のお浄めを行なったり、お参りに出かけたりします。仏像に水をかけて洗い清めたり、金箔を貼り付けて功徳を積み、祈りを捧げて過ごします。

後者では、離れて暮らす両親など目上の人やお世話になった方などを訪ねる年始参りのような儀式です。

ソンクラーンはタイのお正月として祝日となります。例年4月13日〜15日に行われ3連休になっていますが、土日振替休日も含め、政府からのアナウンスで5連休に延長することが通常です。みんなは旅行したり、地元に帰ったり、地域の水かけ祭りに参加したりします。祭りに参加するために、この時期にタイ旅行する外国人も非常に多く、45万人以上との情報があります。外国人旅行者を多く呼び込むソンクラーンは経済活性化フェスティバルと言えます。


Photo by Nils Nedel on Unsplash

さらに、前の週の4月6日に「チャクリー記念日」(1782年4月6日にラマ1世がチャクリー王朝を立朝し即位、バンコクを首都として定めたことの記念日)で祝日ですので、有休を取得してその日から続けてソンクラーン明けまで2週間くらいで海外旅行する方もいます。

タイからの訪日旅行客もこのソンクラーン期間が多いシーズンとなります。

TTAA(タイ旅行代理店協会:Thai Travel Agents Association)からの情報はこのソンクラーンの期間だけで海外旅行するタイ人は30万人ほどで一番人気の旅行先は日本だと発信しました。
タイ人の多くは自然を楽しむことが好きですので、4月はちょうど日本の天気がいい季節の春で、お花見もできることが重要な理由とも考えられます。


出典:日本政府観光局(JNTO)訪日旅行データハンドブック2019年

上に載せているJNTOのグラフを参照すると訪日タイ人の数字が毎年増えていることが分かります。2018年のデータを見ると、4月に14.8万人のタイ人が日本に来ました、ソンクラーンの期間にタイ人30万人ほど海外旅行するTTAAからの情報と比べると、2018年の4月に海外旅行するタイ人はほぼ半分が日本に来たとも考えられます。

しかし、コロナウイルスの影響で今年のソンクラーンが延期になっており、いつになるかは未定です。現在、コロナウイルス感染拡大抑制のために、公共の施設やデパートなどが閉まっていて食料品と日常生活用商品の店舗だけ開けています。飲食店もテイクアウトのみの営業が基本になっています。5月の下旬以降に一部の企業が通常営業に戻れるそうですが、どんな企業が営業開始できるかは現在未定で今後政府からアナウンスされます。

またタイからの国際便中止を10月まで行う予定の会社もあります。いつ頃、タイ人が日本への旅行に戻れるかの判断は難しい状況です。ただ、タイ人は日本を好きな人が多く年々訪日者数を増えていて、この状況は続くと予想されます。

訪日タイ人の旅行手配時期は出発の1~2ヶ月前が一番多いので、来年の1〜2月ごろまでにコロナ禍の状況がよくなると、2021年のソンクラーンの時期に多くのタイ人が日本に来るはずです。

プロモーションを行う場合は、2020年秋ごろから準備を行い年末から2021年はじめには実施できると良いかと思います。

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