自然へシフト:自然コスメに高まる関心へインドネシアの諸ブランドの動き

こんにちは!インドネシア・ジャカルタのアンジェラです。日頃はPRメディアでライターをやっています!今日は、最近ジャカルタで話題になっている、オーガニックコスメについて紹介します。

2017年に、ある大手製薬会社が4,800名の女性に訴えられるという衝撃的なニュースが世界を驚かせた。世界の老若男女に愛用されるベビーパウダー商品に含まれる化学成分が卵巣がんを引き起こすというのがその理由。それ以来、インドネシアでは、化粧品に含まれる成分を問うようになった消費者が増加し、「エコなライフスタイル」へのシフトが顕著である。消費者の変化に対し、化粧品メーカーも製品に含まれる成分を重視した商品を出すようになり、ナチュラルな化粧品が次々と店頭に並ぶようになった。世界のオーガニック化粧品市場は2020年までにUSD 15.9 billion(1兆8千億円)の規模に成長すると推測される。その中でもインドネシアの成長が早い。

インドネシアではナチュラルな数多くのスキンケアブランドがインターネットを通じて(主にインスタグラム)反響を起こしている。手作りの個人ビジネスが多いのだが、その中で人気を集めているブランドはさらにワンステップを踏み出し、メジャーな市場にチャレンジしている。このようなブランドが掲げるミッションやビジョン、クオリティでインドネシア人はさらにいい商品が手に入るようになった。


1 Skin Dewi
Skin DewiはファウンダーDewi Kauwは化学工業の分野において幅広く経験を積み、その後、独立して作った自然化粧品ブランド。子供が皮膚疾患の患者で市場にある化粧品で合うものが見つからず、自然に目を向けてやっとソリューションを見つけた。彼女はそれ以来自分の知識をインドネシアの人々に共有することを志に活動をしてきた。処方に関するワークショップや、個人に合わせたオーダーメイドの化粧品が今では海外のKOL(Key Opinion Leader)にも愛用され、話題になっている。一度は試す価値はある。


2 PAVETTIA
「自然が健康の肌への道」、という信念を掲げながらPAVETTIAはインドネシア産の植物や素材の豊さを伝えることを目指している。オーガニック農園とエッセンシャルオイルを抽出する施設を持ち、クオリティにこだわったエッセンシャルオイルやスキンケア商品を生産している。メイクにも同じ信念を持ち、安心して使えるEcocert認証のミネラルを含むフェイスパウダー、チーク、アイブロウペンシルなどを販売している。


3 Ocean Fresh
会社と研究所が併設のOcean Freshは海からの豊富な素材を人間・ビューティーに無限の可能性を最大限に発揮する目標を掲げている。研究とイノベーションを重ね、彼らはインドネシアの女性のニーズに合わせ、藻類、キトサン、マングローブ抽出物および海洋コラーゲンを使った商品を開発し、頭用のものから足の指先用のものまで、豊富なラインアップを誇る。研究、環境意識、フェアトレードを重視しながらオールラウンドな会社を作り上げている。


4 Sensatia Botanicals
神が宿る島、バリで生産され、2000年にバリの小さい村で生まれた会社は数百の商品とバリ島内に10店舗以上を展開し、海外でも少しずつ注目を集めている。バリ島で唯一のGMP承認された製造施設として、Sensatiaはインドネシアと世界中のラグジュアリーホテルに品質も高く、安心のアメニティを提供している。


5 Utama Spice
Utama Spiceもバリに拠点を置く企業であり、1989年に設立され、ナチュラルスキンケアにおいて長く研究を重ねている。伝統のハーブの力を最大限活用し、消費者の皆さんに伝えるために、彼らは品質にこだわりつつ、手ごろな価格で販売している。バリのTri Hita Karana、という神、人、自然と調和をもち生きる信念を大事にしながらUtama Spiceはローカルコミュニティーと消費者を自分の家族のように考えて日々よりいいものを作るように努めている。

 

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Angel

ジャカルタ生まれジャカルタ育ち。世界一周した旅好き。グミとゼリーが元気の素。

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